続・ロマンの塊、ネオン管常夜灯
前回ニキシー管時計を作ったときに、ネオン管で常夜灯を作るアイデアが
浮かんだので作ってみました。

電源は前回と同じ物を作り直すのが面倒だったので、aitendoにて購入。
特に不具合なくちゃんと動きました。おすすめです。
制御基板は小型化に挑戦しました。

9V→5V変換、マイコン周辺回路、DIPスイッチ、制御用リレーを
1枚の基板に積んでいます。
作るときにはこのようなスタンドルーペがあると便利です。
制御基板の後はネオン管マウント基板、光センサ基板を作ってはんだ付け。
なんともダイナミックな基板に…

ここまででハードを一通り作ったのでソフトをさくっと実装。
ソースはこちら。
最後に電源基板と結合して試験と調整を行いました。
暗闇の中だとやはり綺麗です。

ケースは気が向いたら作成する…かもしれません。
ロマンの塊、ニキシー管時計
長年作りたいと思っていたニキシー管時計を思い切って作りました。
製作期間は4ヶ月。結構かかります。

最初は電源の制作から入りました。
回路はこちらのサイトを参考にさせていただきました。
耐圧200Vの電解コンデンサがなかなか売ってなかったので、フィルムコンデンサで代用しました。
結構デカい…

制作した電源をニキシー管に繋いでみるとちゃんと光りました。
約170Vをかけています。
LEDには無い独特の温かみがあります。

次にニキシー管制御基板を作りました。
制御ICの1つのピンに6本の線を付ける必要があったので、小さく切ったユニバーサル基板でまとめて1本にしました。

マイコン周辺基板、ニキシー管選択基板もさくっと作って、点灯試験に入りました。
やっぱり、自分の考えたものが考えた通りに、きっちり動いた時の感動はひとしおです。
自作はこの瞬間が一番好きですね。

ハードが組み上がったところでソフトの制作に入りました。
実装する機能としては、時計・カレンダー・ニキシー管シャッフルの3点です。
GPSからデータを取ってきて加工する処理が一番苦労しました…
ソースコードはこちらから。

夜間は優しく光ります。

最後はケース制作です。
見た目が好きなので、木製のケースにしました。
寸法図を書いて、そこから加工寸法を出します。

材料を買って来たら加工に入ります。
うちにはなぜかボール盤やらなんやらがあるので、それなりの加工はできます。
工作好きの親に感謝です。
ニキシー管マウンタを作るとだんだんとそれっぽくなってきました。

ケースの制作が終わったら、基板を収めるために線の長さを整えます。
寸法を決める際に基板レイアウトを検討しているので、予定通りサクサク進みます。

あとはケースに収めて動作確認をしたら完成です!
・時計機能

・カレンダー機能

温湿度計制作
何か実際に使えるものを作りたいと思い、温湿度計を作りました。
主な機能は、
・温度、湿度の測定、表示
・不快指数をフルカラーLEDによって表示
です。
不快指数については、wikipediaを参考にしました。
数値:
〜54(寒い) = 青
55〜59(肌寒い) = 水色
60〜74(快適) = 緑
75〜79(やや暑い) = 黄
80〜84(汗がでる) = オレンジ
85〜(暑くてたまらない) = 赤
のように、LEDの色が変化します。
実験も兼ねて試作機を最初に作りました。

試作機は、温湿度センサをシールドに実装したので、Arduinoの3端子レギュ
レータの熱が上がってきてしまい、正確な計測ができていませんでした。
改良版では、コードの先に温湿度センサを付けることで、
熱による誤計測を防ぐようにしました。

ケースは、100円ショップのポリカケースを加工しました。

ソースコードはこちらです。
応用案として、リレー駆動回路と組み合わせ、加湿器と連動させると良さそうです。
一家に一台、温湿度計、いかがでしょうか?
Arduino、始めました。
最近、友人の勧めによりArduinoを始めました。
他のマイコンと比べてプログラミングが楽なのでいろいろ作れそうです。
まずは定番のLチカ
スイッチ
何かと使えそうなフルカラーLチカ
アート作品によく使われていますね。
圧電スピーカーでマリオのアレ
電子オルゴールに使えそう。
7セグLED
時計を作ったらいい感じになりそう。
サーボモータ
他のマイコンでやると非常に面倒だったのにArduinoだと一行でできます。
H8の頃の苦労は一体…
アイデアは色々と湧いているので、出来上がったら紹介しようと思っています。
こういうのできたら面白い!というものがありましたら、twitterにて募集中です。